お盆
えっ。巷では夏休みなんですか。
はい、銀遊堂は今日も絶賛労働中でございます。
昨日まで解析実験してたので、今データ整理中です。
もうスイカ割っちゃっていいですかね(ゴスッ)

プラチナプリントで数ヶ月間、悩んでいた
謎のエラーの正体を突き止めました。
材料の劣化によるものだったのですが、
これは全ての紙で起こる訳ではなく
ある特定の紙を使用した時に起こるようです。
 
 
 

先日、東京都写真美術館で開催されている写真展
「岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて」
のレセプションに出席して参りました。

岡村昭彦は、ベトナム戦争などの写真で有名です。
彼が綴った『南ヴェトナム戦争従軍記』も素晴らしく、
彼の写真と共に、戦争、ジャーナリズム、人間の本性とは何か
という問題を我々の心にまっすぐ問いかけてきます。

展示の最後には、彼の使用したカメラやノートなどの
貴重な資料も展示されていました。ガラスケースの中には
戦場カメラマンの友人たちが撮った岡村昭彦の肖像写真もあります。
これはラスト・ピクチャーと呼ばれています。


戦場カメラマンは、お互いにいつ死ぬか分からないので
戦地で出会うと、別れ際にそれぞれの写真を撮り合うのだそうです。
それがお互いの遺影になるかもしれないとの覚悟を胸に。
そうして撮られた彼の肖像写真はこのガラスケースの中で
どれも誇らしく、温かな笑顔でした。

このコーナーの壁を埋め尽くすように、岡村昭彦が世界中で撮った
モノクロが展示されています。彼の一生をパノラマで見ているような、
「お前はいま、なぜ生きているのだ」と問いかけられているような
とても素晴らしい展示でした。
銀遊堂ではこの最後のモノクロ写真をお手伝いさせて頂きました。


 
東京都写真美術館はこの展示が終わると改装のために
2年間ほど休眠されます。皆様、お時間がありましたら
どうぞ恵比寿に遊びに行ってみて下さいね。
 
 
東京都写真美術館
「岡村昭彦の写真 生きること死ぬことのすべて」

会期: 2014年7月19日 ( 土 ) 〜 9月23日 ( 火・祝 )
 
 
さくら 拝
 
 

2014年 8月 13日


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