アルバレス・ブラボ写真展
最終日の世田谷美術館「アルバレス・ブラボ写真展」に滑り込んできた。

幸か不幸かこの写真家に対する前知識がほとんどなかったので、
ちょっとした実験をしてみた。
小さな展示では何も知らずに出かけることはよくあるが、
今回のような大きな回顧展ではそういうことはまずないので、
自分でもちょっと楽しみだった。

実験は、読みと解釈に関して。
被験者は自分自身。
まず予備知識のないまま解説などは一切読まないで
写真だけを一度最後まで見て、
次にもう一度今度は解説などをしっかり読みながら最後まで見て、
読みと解釈がどう変化するか体験する、というもの。
結果は結構はっきり現れ、
自分自身の傾向らしいものも読み取れて結構面白かった。
あとは時間をおいて図録など見ながらもう一回楽しめる。

もうひとつ面白かったのは、
会場に入ってすぐに展示されていた作家自身の屋外ポートレートで、
作家が普通スタジオ内でしか使われない
ごついジナー4x5と一緒に写っていたことだった。
あれはプラボがわざわざそういうカメラを使っていましたというヒントなのか、
それともそういう「深読み」はせず単なる演出なのか、
ちょっと迷うところだった。

2016年 8月 28日


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