直感と理性
おしょうがつって何ですか ←まだ続いている
 
 
12月31日からずっと暗室にこもりきりで
大晦日も元旦も絶賛仕事中の、さくらでございます。
もちろん本日も朝から暗室作業でして、
ただ今データ解析中。

ええ。
休みなんて一日も無いですよ。
このお礼は必ずさせて頂きます(拳)
 
 

年末年始は、鶏卵紙に掛かりきりです。
今回のお仕事は今までと同じ手法では出来ないので、
実験と解析を、猛スピードで進めております。
エラーの分析も必要なので、かなり時間が掛かっております。



データというのは美しいものです。
その法則を見つけ、方針を立て、実験を進めるごとに
この自然界の偉大さと、愛おしさを感じます。

芸術は感覚の世界ではありますが、「直感」だけでは
心に訴える作品はできない、と折に触れて思います。
物理的な把握、客観性。冷静な値が常に求められます。
徹底した理性によって追い込まれた果てに
浮かび上がってくるもの、それが感情であったり
生命そのものであったり。

フランスの孤高の画家、オディロン・ルドンの言葉に
こんな一節がありました。

 ある作品が期待以上の結果となって、自ら求めた以上の意味を持つ
 ようになるのは、あくまで誠実な者にのみ起こることであって、
 芸術というより以上のものを魂に抱いている者のみが経験すること
 だとどこかで読んだことがある。そう信じたい。
 それは真理を必要とする者であり、憐れむことのできる、人のため
 に苦しむことのできる者であろう。
              (「ルドン 私自身に」池辺一郎訳)
 
 
先日拝見した、東京都写真美術館に展示されていた
マグナム・フォトのポール・フスコの写真作品、
それから銀座 RING CUBE のマグナム50人の写真展でも
そのことを強く感じました。とても素晴らしかったです。

東京都写真美術館 収蔵作品展
【かがやきの瞬間】スナップショットの魅力


株式会社リコー RING CUBE
マグナム・フォト東京支社創設20周年記念写真展「50の情熱」

 
 
 
そうそう『直感と理性』といえば
人間には「ヒトメボレ」という現象もございますが
こちらはデータ解析が難しいものです。

さくら拝
 

2011年 1月 7日


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