梅の花


この度の東北地方太平洋沖地震におきまして、
皆様方のご無事を心よりお祈り申し上げますと共に
被災された方々に、謹んでお見舞いを申し上げます。
被災地の一日も早い復興をお祈り致します。
 
 
先週は仕事で京都へ行って参りました。
震災後の、このこちらの騒ぎに比べて
西の京都は穏やかに春で、少し目眩が致しました。

いつもお世話になっている、祇園のお宿に泊まりました。
元は置屋だったこの宿は、泊まるお部屋が三つしかない小さな隠れ家で、舞妓さんや芸妓さんがいらした時の風情そのままに、いつも静かに温かく迎えて下さいます。女将さんとお会いするのも一年半振りでしたが、あいかわらずのお元気な様子に、安堵致しました。
震災の影響で、京都もお客様が消えたり、はたまた突然どっと押し寄せたりしていると、女将さんが仰っていました。

祇園の裏、清水寺のあたりは桜にはまだ早く、
この日も雪が散る中、梅の花が迎えてくれました。
青空が出たり、またみぞれになったりと
不思議な日でございました。
 
 
梅と云えば、梅の里、熱海からもお便りが来ました。
子供の頃よくお世話になった「ひもの屋」さんなのですが
こちらも旅館などで宿泊のお断りが相次ぎ、旅館に卸す干物がたくさん行き場を失ってしまったとのこと。
とても美味しいお魚で、普段は高級でなかなか手が出せないのですが、破格でまとめ売りをしていたので、私もまとめて購入して、いつもお世話になっているご近所様へお配り致しました。
釜鶴ひもの店
 
 
銀遊堂の近く、池上にも梅園がございます。
三月の初めに行って参りました。
地震の、ほんの数日前でした。


地震で被災された方々の苦しい日々に、何か出来ることはないかと、
僅かばかりですが募金をさせて頂きました。
日本赤十字社

日夜の救援活動はもとより、原子力発電所で日々、危険と隣り合わせで尽力しておられる方々に、心から敬意を表します。

どうか春の光が、少しでも早く被災地の
復興の道を照らしますように。
心より、お祈りを申し上げます。
 
 
さくら拝
 
 

2011年 3月 29日


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