すきっ腹にバリウム
 
本日の朝食が バリウム だったので
すこぶる不機嫌なさくらでございます。


今日は健康診断で胃がんの検査だったのですが
わたくし、バリウムは初めての経験でございます。
苦しいぞ〜と噂には聞いておりましたので
覚悟は決めていたのですが…

最初「ではこちらを飲んで下さい」と看護婦さんに渡されたのが
粉薬と小さなカップの液体でした。
「これがバリウムかしら」と思いながら飲み終わって、
あら、楽勝。くすっ。

と思ったのも束の間、「では次にバリウムを飲んで下さい」と
大きなコップを渡されまして、え。まだバリウムじゃなかったんですか
と戸惑う間もなく、渡されたコップになみなみと注がれた
液体粘土な物体を見てびっくり仰天。

コレ、全部ですか?
という私の涙目はあっさりと黙殺されまして、
あきらめて「はううぅぅっ」と全部飲んだのでした。

飲んだバリウムを胃全体にまんべんなく塗布するためでしょうか
寝たままゴロゴロ回るように指示がありました。
「はい、うつぶせになって、右肩を起こして、
 仰向けになって、左肩を起こして、
 うつぶせになって、はいそれをもう一度」

というのを何度も繰返しまして
うつぶせになったりあおむけになったり
うつぶせになったりあおむけになったり
うつぶせになったりあおむけになったり
あんまり回るとバターになっちゃうよ?涙

その後は台に乗ったまま、台がぐるぐる動きまして
傾いたり回ったりしながら私の胃袋の撮影が始まりました。
その、なすがままの様子は、何といいましょうか
イカの一夜干しが遊園地のアトラクションに貼りついちゃって
もう乾いて取れなくなっている感じ?


なんとか無事に検診が終わりまして、ほっと一安心。
検診の後は、今日も暗室でお仕事です。
先生と作業の準備をしながら、胃がん検診のお話をしました。
「検診に行ってきました。私はバリウムを飲んだのが初めてで…」
「硫酸バリウムです。」
「は?」
「胃がん検診で使用するのは、
 バリウムではなく 『 硫酸バリウム 』 です。」 ←真顔
「……。」
 
 
バリウムを飲んで苦しかったというお話をしたかったのですが
先生の焦点は「 バリウム or 硫酸バリウム 」にあり
あまり同情はしてくださらない模様。涙
 
 
 
と、いうわけで、銀遊堂では健康診断におきましては
「バリウムを飲んだ」ではなく
 
 
「 硫酸バリウムを飲んだ 」
 
 
と正確に云わなくてはなりません。
 
 
 
さくら拝
 
 

2011年 8月 18日


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